【革の話】 鮫革の魅力(高級皮革素材・エキゾチックレザー・サメ・シャーク・スキン・気仙沼・国産・爬虫類皮革)
いつもブログを楽しんでいただきありがとうございます。
関西・大阪発ロック系レザーファッションを展開する
ビスポークレザーブランドBobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)
小豆島出身レザーアートクリエイターのボビーこと照下”Bobby”稔(テルシタ”ボビー”ミノル)です。
不定期ながら更新頻度が増えてきた【革の話】シリーズ・・・
今回はBobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)のアトリエに保有している
鮫革(シャークスキン)の魅力に迫ってみたいと思います。
写真は気仙沼産の鮫革一枚分です。サメ一匹の半分のレザーでかなり大きい一枚です。
長さは約150cm!荒々しい風合いはマサに海のギャング!
鮫の革は、独特の深いシボが刻まれていて、ある程度強度もあるので
財布やバッグ、時計ベルトなどで使用される場合が多く見られる素材です。
個人的にはギターストラップやベルト、革ジャンのパーツ・ハットに使うと
かなりカッコいいと思います。
革の繊維も密に詰まっているため日常使いですとキズも付きにくく
比較的丈夫な部類に入りますので、日常使いでガンガン育ててもらいたい素材です。
お手入れについて
万が一、レザーの表面が水に濡れた場合は乾いたタオルなどで水分を吸い取るくらいでセーフです。
尚ほかのレザー同様ドライヤーで乾かすことは避けてください。
いくら丈夫な素材といえど、熱風による急激な乾燥は硬くなったり縮みなど劣化の原因になります。
もし革の内部まで濡れてしまったら、乾いたタオルで水分を吸い取り、カタチを整えてから
風通しの良いところで陰干ししてください。
乾いたら脂分が飛んで硬くゴワつく可能性があるので革専用の保湿クリームなどを
少なめの分量で構いませんので数回に分けて少しずつ浸透させてください。
使い始めはザラついた革の表面も使っていくうちにツヤが出て育ってくれる素材なので
経年変化を楽しむには最適なエキゾチックレザー素材です。
毎日触る革小物こそ、シャークスキンのカッコよさが際立ってくることでしょう・・・
やっぱりエキゾチックレザーは作品としてカタチになった時に
素材のカッコよさが引き立ちます。
近年素材の仕入れ価格が高騰しているエキゾチック系レザーですが
唯一無二のシャークスキンをあなたのコレクションに加えていただければ幸いです。
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