革ジャン や バッグ など 革製品 の お手入れ(ケア・メンテナンス・型崩れ 予防・防止・クリーニング)方法
いつもブログをご愛読いただきましてありがとうございます。
関西・大阪発ロック系レザーファッションを展開する
ビスポークレザーブランドBobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)
小豆島人レザーアートクリエイターのボビーこと照下”Bobby”稔(テルシタ”ボビー”ミノル)です。
実はいろんな仲間達から
「ボビーさん、革ジャンてどうやって手入れするのですか?」との
質問を受ける機会が多いので一度ブログにも書いておこうと思います。
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結論からいいますとズバリ
”毎日使うということが一番のメンテナンス”であり
気負わず毎日使ってあげることが、一番のお手入れ方法だと考えてます。
![11063263_1030718310290291_916139572_n](http://bobby-art-leather.com/wp-content/uploads/2015/03/11063263_1030718310290291_916139572_n-500x375.jpg)
かれこれ10年ちかく使ってるこのバッグ、多少ボロボロになってるものの使い始めた頃よりツヤッツヤです♪
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あくまでも僕が日頃実践してることなので、その方法が正しいのかどうかは自己責任でお願いします。
専門的なことでしたら例えば雑誌ライトニング別冊”男の手仕事メインテナンスマニュアル”などのムック本などに丁寧に解説してありますのでそういう類の書籍を参考にしていただくのもアリですネ。
![Exif_JPEG_PICTURE](http://bobby-art-leather.com/wp-content/uploads/2015/02/0kaenback-375x500.jpg)
「革製品はデリケートやし濡れたらアカンし扱いにくいやん・・・」という声も
耳にするのですが、僕は雨の日でも風の日でも日差しがピーカンの日でも
普通に革ジャンを羽織ってますしバッグも使い倒してます。
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使うたび自分の体温で革も柔らかく馴染むし、手のあぶらでツヤが増してくるし
革ジャンのほうから自分のカラダに合わせてくれるというか
身体の一部ように馴染んでカビも生えたり、ホコリをかぶったりすることもありません。
むしろ最高の経年変化を魅せてくれるはずです。
特に毎日触る革財布やキーケースやブックカバーなどは使えば使うほど育ってくれます。
でも使わなくなったとたん、くすんできたりカビが生えたり痛む速度も早いです。
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革ジャンやバッグを最初に使う前に僕は”ラナパーレザートリートメント”を全体に適量を
付属のスポンジにクリームを付けて塗り込んでいます。
レザーに活力を与えて蜜ロウやホホバ油が成分なので
撥水効果や縫い目の保護にもなるみたいです。
オーダーをいただいた商品の納品前には”ラナパーレザートリートメント”を塗ってます。
ちなみに僕はイームズなどFRP素材の椅子や木工の家具にもラナパーを愛用しています。
>>革ジャン・革製品のお手入れ方法はコチラも参考にしてみてくださいネ。
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日常ではムートンのハギレでマメに乾拭きしています。
もしムートンが入手できない場合には目の細かいフリースやストッキングでも代用OKです。
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あとは鹿革のセーム革も役立ちますネ。
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ハンガーもアウター用の肩幅がしっかりしている木製ハンガーに吊るしてます。
ちなみに針金ハンガーはNGです。
![写真](http://bobby-art-leather.com/wp-content/uploads/2015/03/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3-500x375.jpg)
それからハンガーバーにギューギュー詰めもNGです。
適度の間隔をあけて通気性を意識して、密閉しないように吊るしておきます。
革ジャンもギターと同じで湿気には弱くカビやシミの原因にもなりますし
ホコリくらいでしたら乾拭きで済みますからネ。
▼革ジャン専用のハンガーについてはコチラ▼
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あと・・・決して推奨はしない方法のですが個人的にやってることのひとつで
水に濡れたらシミになりやすいヌメ革は最初に水を絞った濡れタオルでヌメ革全体を水拭き
(場合によっては水没)してカタチを整えて直射日光が当たらない風通しのよい場所で干して
半乾きのときにマスタングペースト(クリーム)を指で塗り込んで数日間乾くまで待ちます。
そうするといい感じに経年変化してくれます。
![TOP_out](http://bobby-art-leather.com/wp-content/uploads/2015/02/TOP_out-500x375.png)
実は昔、やっとの想いで手に入れたヴィンテージのノースビーチレザーの
レザーシャツジャケットの状態が革がパサパサで型崩れがあまりにも激しかったので
イチかバチかで浴槽に水没させ洗濯しました。
ついでに悪臭や汚れも激しかったので汚れ落としを兼ねて髪用のシャンプーとリンスや
トリートメント剤をつかいました。
そして乾いたバスタオルで水分を吸収させアウター用の木ハンガーにタオルを巻き付けて
体型に合わせカタチを整えて、数日間陰干しして途中マスタングペーストのオイルを塗り込み
ゆっくり時間をかけてオイルを浸透させて、ある程度復活させました。
濡れたまま、何も塗らずに直射日光で乾かしてしまうと
スルメのようにパッサパサになるので気をつけてくださいネ。
(この方法は、あくまでも自己責任ですのでクレームなどは受け付けませんのでご了承ください。)
この裏ワザが日頃のケアやメンテでお困りの誰かのお役に立てれば幸いです。
▼そのエピソードについて語った動画▼
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>> 自分でできる簡単な革の帽子のお手入れ方法
>> 誰でも簡単にできる簡単な革のハットのお手入れ方法
>> 作品の仕上げやメンテの愛用品
>> ヌメ革のシミ取り
>> レザーが雨に濡れた時の対処法
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