My Life-005(Bobby Art Leather 創業者Bobbyの足跡・その5/ ヘヴィーメタルな高校生活)
関西・大阪発ロック系レザーファッションを展開する
ビスポークレザーブランドBobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)
小豆島出身レザーアートクリエイターのボビーこと照下”Bobby”稔(テルシタ”ボビー”ミノル)です。
Bobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)のボビーになったのか
というテーマで My Lifeシリーズとしてブログに綴っています。
>> My Lifeシリーズはコチラ
【美術部での毎日】
美術部には僕ともうひとり同級生のM好くんとのオトコふたり、後は先輩と後輩たちM好くんは学業優秀で将来芸術家志望・・・
僕らは放課後毎日、木炭紙に細い木炭と練り消し代わりの食パンで石膏像のデッサン
M好くんが描く木炭デッサン力に僕は到底追いつけず、何度もコツを教えてもらいながら隣で描き続けました。
デッサン以外ではアクリル絵の具で好きなミュージシャンを描いたりとほぼ遊んでばかりでした♪
しかしM好くんは芸術を追求して自分の世界を構築していきました。
彼は後に浪人しながらも天下の東京芸術大学に進学・・・
しかし20代の前半、病に倒れ志し半ばで会えない人になったのです。
あれから30年経った今でも、時々M好くんを思い出すことがあります。
もし彼が今でも芸術家として活動しているならばきっと
世界を股にかけて活躍する芸術家として小豆島の誇れる存在になっていたことでしょう・・・
僕にとってM好くんの存在は、やり切れない気持ちになった初めての友人です。
【バンド結成のキッカケになったカップル】
チャゲ&飛鳥のコピーバンドも文化祭を終えてひとまずいつもの高校生活しばらくしてチューリップが高松に来るとのことで
徹夜でチケットを取るためにフェリーで高松へ・・・
多分タマルレコード店だったか記憶は曖昧だけど閉店後のシャッターの前で
僕と友達のS井くんと二人で並んでいたのです。
僕らの隣に若いカップルが並んでいました。
大学生か社会人だったか忘れたけれどとても感じの良いステキなカップルでした。
僕らは朝まで色んな話をしました。好きな音楽のことや好きなバンドのこと・・・
朝が来てコンサートのチケットが取れて、帰ろうとした時
僕はどうしてもまたカップルのお兄さんとお姉さんに会いたい・・・
そう思った僕は別れ際に『またいつかどこかで会えますか?』って尋ねました。
『来年(1985)の1月NHKヤング・ミュージック・フェスティバル高松大会に僕らのバンドでエントリーするんだ。
もしテープ審査に合格したら高松市民会館で演奏するからその時きっと会えるはずだよ。』って爽やかな笑顔で応えてくれました。
島に戻って、同級生のH口くんに高松で出会ったカップルのエピソードを話し
高校2年の秋が深まる放課後、美術室で初のオリジナル曲を作ることに・・・
親友H口くんは根っからのエレキギター好きで筆箱にギターの弦を張り
授業中も筆箱ギターでひたすら早弾きの訓練&机の上にはロッキンFとヤングギターそして創刊したてのBURRN!
音作りのことやセッティングの情報をいち早く習得している僕にとってなくてはならない相棒のひとりでした。
当然クラスの成績は僕かH口くんのどちらかがビリ争い(自爆)
H口くんが思いついたギターのリフに僕がメロディーと歌詞を書いて完成した曲が”サヨナラのシルエット”
NHKヤング・ミュージック・フェスティバル高松大会にエントリーするには音源が必要!
小豆島の僕が住んでる内海町(うちのみ)から一番遠い土庄町(とのしょう)に
貨物コンテナを改造して作った音楽スタジオがあることが判明し、楽器を持って自転車で行くには
あまりに過酷なのでクルマに乗せてもらい、山の空き地に転がるように配置されてたスタジオで一発録音♪
メンバーはVo僕、ギターH口、ベース幼馴染のY下、ドラムは隣町の高校生N瀧くん
せ〜のでTASCAMの4チャンネルのレコーディング機材のRECボタンを押しいきなり生演奏・・・
精魂尽きるまで何度も繰り返して録音し、ステレオに音をミックスしてようやくオリジナル曲の完成♪
僕らはバンド名を”ハリーアップ”と名付けNHKに作品を応募しました。
高松で再会を誓ったあのカップルと再会するために・・・
【NHKのTVに出演!】
運よく僕らのバンドがテープ審査を通過!高校二年の三学期僕ら”ハリーアップ”は念願のNHKヤング・ミュージック・フェスティバル高松大会に出場!
喜び勇んで夢の舞台となる高松市民会館へ!
会場に到着すると、あの日高松で出会ったカップルと喜びの再会を果たす事ができました♪
ゲスト出演だったスターダストレビューの生演奏を目の前で観て夢の中にいるような感覚でした。
僕らのバンドは審査員特別賞を頂き気持ちに弾みがつきました♪
地方局とはいえNHKを観てくれた人がいてくれてたので思っていたより反響が大きかったようです♪
あれから僕らは高松の楽器店主催のイベントにも参加したりして
音楽の世界に取り憑かれたように、練習に熱がこもりました♪
とはいえレパートリーも一曲じゃ話にならないし、メンバー全員好きなジャンルもバラバラ
僕は洋楽も聴くけど、フォークやニューミュージックなど日本語の曲しか歌えない・・・
ドラムのN瀧くんはラウドネスが好きで、もうひとりのドラムのY井くんはツェッペリンやカシオペア
ギターのH口くんはヴァンヘイレンやイングウェイ・マルムスティーンやツェッペリンやラウドネス
ベースのY下くんはアイアン・メイデンやモトリー・クルーやスコーピオンズ・・・
そんな中・・・僕らの前に現れたバンドがアースシェイカー!
ヘヴィーメタルやハードロックな重くて分厚いサウンドながらメロディアスな旋律にキャッチーな日本語の歌詞
そして何より圧倒的な歌唱力のマーシーさんのヴォーカル♪
僕らはアースシェイカーの曲を何度も聴いてカラダの芯まで吸収するくらい練習に明け暮れました🎤
練習場所はみかんの倉庫や空いてる倉庫を借りて自転車を何度も往復しながら機材を運んで練習
今思えば防音設備など無かったから、近隣に騒音撒き散らしまくり💦
地元の祭りに呼んでもらって演奏したり、小学校で演奏したり
高校三年の最後の文化祭では弾き語りとバンド演奏との2ステージで盛り上がり充実した高校生活を満喫していました♪
【小豆島にアースシェイカーが来た!】
高校三年の夏・・・テンション上がるビッグニュースが舞い込んできました!音楽雑誌のライブレポートやレコードでしか聴いたことがないアースシェイカーが
小豆島にやって来るそうで嬉しくてたまりませんでした。
他にも”スナイパー”や”ARB”や”オートモッド”などといったコアな
バンドも目白押しという半端ないロックイベントでした♪
同じ空間、同じ空の下、ステージの上で動く本物のアースシェイカー・・・
都会的でヘヴィーなサウンドと対照的な
木香の浜の、のどかな海の潮風との
コントラストは今でも鮮明に心に貼りついています♪
(ほんの少し名残の残る木香の浜にて撮影)
そんな永遠に続くような高校生活もやがて終わりがやってきます。
卒業したらどうするのか答えを出さなきゃならない時がやってきます。
学業そっちのけで音楽活動に夢中になってた僕にとって音楽を続けていくために
どうするのがベターな選択なのか答えを出さなければならない時期がやってきました♪
16〜18歳までのたった三年間の出来事だったかもしれないけれど
この経験がその後の人生に大きな影響を与えてきたような気がしてなりません。
次回My Life-006 島を離れてそれぞれの旅立ちへと続く・・・
Stay Positive!
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