My Life-009(その9/1987年 ピアノマン KENJIROとの出会い)

関西・大阪発ロック系レザーファッションを展開する
ビスポークレザーブランドBobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)
小豆島出身レザーアートクリエイターのボビーこと照下”Bobby”稔(テルシタ”ボビー”ミノル)です。

2021年5月現在、53年の人生の中で僕がどのような道を辿って
Bobby Art Leather ®(ボビーアートレザー)のボビーになったのか
というテーマで My Lifeシリーズとしてブログに綴っています。

>> My Lifeシリーズはコチラ

1987年10代最後の年・・・前回のブログにも書いたように
『STAY DREAM』に心を慰められアコースティックの世界に惹かれていきました♪

当時背中まで伸ばしていた髪をバイトのために切らねばならず、ついでにこざっぱりと(笑)

高校時代から『つま恋』(ポプコン)を目指していたけど1986年に終わってしまい失意の中にいた頃
芸大軽音部のOBで当時三木楽器でアルバイトをしていたドラムのタローさんから
10代が出場できるヤマハ・ティーンズ・ミュージック・フェスティバルのことを聞いて出場を決意!
その頃バンドが組めず、悶々としていたので、弾き語りでチャレンジしたらテープ審査を通過し
千里のミリカホールへコマを進めることができました♪
次のコマへは進めなかったけど、ほんの少し夢に向かっているような気持ちがして
大学の授業が終わったらまっすぐ帰り、授業がない日には
下宿にこもって毎日毎日曲ばかり作っていました(今じゃ恥ずかしくて聴かせられない)

【ピアノマンKENJIROとの出会い】

ちょうど二回生になった頃、芸大軽音部のOBで当時三木楽器でアルバイトをしていたタローさんも
僕の下宿の近所で暮らしていたので、バイト帰りにしょっちゅう訪ねてきてくれました。
タローさんと毎晩のように音楽の夢を語り合えることで、ひとりの寂しさも消えていきました。
タローさんは僕の作った曲にもストレートでええやん!っていつも前向きなアドバイスをくれました。

ある日タローさんから
『この前ヤマハ・ティーンズ・ミュージック・フェスティバルの時にもうひとり
テルと同い年のアーティストが出てたんやけど、テルと真逆な感じで洋楽志向の音楽やってる
馬場健二郎っていう子がいるんや。テルにも会わしてみたいんや。ええ刺激になると思うで。』

そう言って馬場君(後にKENJIRO)の曲を吹き込んだカセットテープを一緒に聴きました♪
英語で歌っているオリジナル曲とThe Beatlesのユー・ウォント・シー・ミー♪
初めて聴く音は僕にはまるでTULIPの財津和夫さんが演奏しているように聴こえて
当時 チューリップ経由でビートルズを知った程度の僕にとって
サウンドや演奏のクオリティーの高さにとてもびっくりしました♪

『テル!今年から始まるヤマハのコンテストに馬場君とバンドで出ようと思うんや。』
『今度ここに連れてくるわぁ』そう言って数日後先輩のタローさんがひとりの大柄な青年を
下宿に連れてきてくれました。
それがピアノマンKENJIROくんとの出会いでした。
マッシュルームヘアにメガネそしてオーバーオール姿・・・
音源聴いて財津さんの雰囲気を想像していた僕のイメージは一瞬で崩れました(笑)

僕もKENJIROくんも聴いてきた音楽のルーツは全くと言っていいほど
違っていたけれど、そういうことで一度も揉めたことがない唯一の友達・・・
それが僕には嬉しくてありがたくてたまらない存在でした。

実はその当時、大阪で出逢う人出逢う人みんなから僕が聴いてきた音楽を
バカにされ続けてきたし、今でいうマウントを取ってくる人ばかりでした。
だからKENJIROくんとの出会いは余計に嬉しいことだったのです。

僕もKENJIROくんも曲ができたら電話越しに新曲を聴かせあったり
そういう時も音楽的な会話というより未来への夢を膨らませてきたような気がします。

KENJIROくんは夜にはラウンジで洋楽のAORのヒット曲をピアノ演奏しながら歌っていました
ビリージョエル、ボズ・スキャックス、エルトンジョン、ライオネルリッチー、ビートルズ、シカゴなど・・・
好きなミュージシャンの曲を演奏してギャラももらえる・・・サイコーやなぁっていつも感心していました。

僕はというと音楽のルーツが、チャゲ&飛鳥、長渕剛、松山千春、浜田省吾、オフコース、チューリップ、ふきのとう・・・
当時の大阪では邦楽のカバー曲を演奏できる場所もなかったし、オリジナル曲でもバンドでないとオーデションすら厳しかったので
なんで僕は洋楽聴いて音楽にハマらなかったんだろうって後悔していました。(現在ではそれはそれで良かったと思う♪)

KENJIROの曲を中心とした『ザ・ホリデー』というバンドを結成!
リーダーはドラムのタローさん♪ベースがくにやんさんとギターが渡辺さんといった芸大軽音部のOB!
僕はたまにコーラスとして参加♪コーラスパートとはいえ毎週スタジオで音を感じることがたまらなく幸せな時間でした。

【KENJIROたちとCBS SONYオーディションへ】

KENJIROくんの曲は誰からも評価が高くて、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い!
バンドでのレパートリーも3曲ほどしかなかったけれど、季節は秋も深まった頃
当時CBS SONYオーディションで『ザ・ホリデー』が目に止まり
年末に東京日本青年館で開催される全国から一同に集まるオーディションに出場することになりました。
KENJIROくんと同じ地元八尾のキーボーディストの本間くんが加わって
当時四ツ橋にあったCBS SONYのスタジオで練習させてもらいました♪

1987年のクリスマス時期・・・生まれて初めての花の都東京!
宿泊先の市ヶ谷からみんなで新宿に行きました。太陽にほえろで見た新宿副都心の巨大なビル街
新宿アルタの裏手にある路地裏など、道頓堀をスケールアップような・・・
僕には日本の首都『東京』というより世界の『TOKYO』って感じに映りました。

そして翌日日本青年館でリハーサル、当時Xの仕事をされてた芸大軽音部OB東さんと再会!(軽音部の合宿で超〜お世話になりました)
Xの存在はロッキンfで知っていたし、当時から知名度があったバンドなので、同じステージで演奏するってことが不思議な気分でした。
今でも控え室にヘアースプレーの缶がテーブルにズラッとたくさん並んでた光景が忘れられません・・・
出演者全員、同じ控え室だったのですが、お話しさせてもらったメンバーの方が丁寧で柔らかな話し方で受け答えしてくれて
尖った見た目と違って紳士的な印象だったけど、いざオーディション本番になると凄まじい重低音とぶっ飛んだ演出!
オーディションという概念がひっくり返るくらいのインパクトだったので今でも記憶にこびり付いています♪
翌月の情報誌を開くとXがインディーズでレコード出したとの記事!その後あれよあれよという間に世界のX JAPANへ・・・

オーディションが終わって大阪に戻り、僕は『ザ・ホリデー』を抜けてギター一本でイチからリスタート
キーボードの本間くんは後に東京へ行き、日本が誇る音楽家、音楽プロデューサー本間 昭光さんとして大活躍されてます♪

KENJIROとの出会いを通じて、人生ってホンマ不思議すぎる・・・
普通じゃありえんわと思える1987年ハタチのミラクル過ぎるエピソードでした♪
ピアノマンKENJIROとの関係はこれからも続くのである・・・
そして彼と僕を繋いでくれたタローさんとの付き合いも続くのである♪(特に最近:笑)

>> KENJIRO with THE BAND @AKASOで感じた大切なこと


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次回My Life-010/1988ギターぶら下げ北へと続く・・・

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2021-06-01 | Posted in BLOG, My Life, Philosophy of lifeNo Comments » 

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