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制作工程その4『半返し縫い』編

さて今回の工程はいよいよハンドステッチで編み込みに入ります。
ココからは、教則本などには、まったく載っていない独自の工程ばかりが続きますので
じっくり解説付きで進めてまいります☆(このブログを熱心に読んでくれているあなたのために)
その前に・・・
ポンチで通し穴をひとつずつ開けましょうか・・・ひたすら気を抜かずに♪

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ひとまず音が響いても差し支えない昼間の時間帯(騒音問題は結構重要)に穴あけ工程を済ませましょう(笑)


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まずは袖の裾のファスナーを編み込んでみます。


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まず紐状にカットした革ヒモの端に切り目を入れます。


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もう片方の端をシャープにカットします。


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レース編み専用針に写真のように通して挟みます。ちなみに僕は3ミリ用の針を使ってます。
いよいよここから編み込んでゆきましょう☆
古着を手本に、我流でレザークラフトを始めたので
ココからの編み方の正式名称は正直わからないので自分でネーミングしてしまいますが
どうか広い心で読んでやってくださいませ(汗)
まずファスナー部分を固定するために『半返しぬい』をしてみましょう☆


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まず裏から針を通します。そして、穴をひとつ飛び越して穴に通します。


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そして・・・最初に切り目を入れた革ひもと一緒に裏から通します。


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革ひもを適度なテンションで引き上げます。


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そのまま繰り返して・・・


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ひとまず通し終えたところで・・・革ヒモを固定させましょう☆


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裏から見るとこんな感じです。革ヒモの隙間に通してゆきます。


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最後にギュ~ッと引っ張ってカットします。ゴムのりで補強したら尚いいでしょう☆
つづきはまた次回ということで・・・
このblogを読んでいただいたあなたにとって
今日がワクワクHappyな1日でありますように☆
そして・・・良き出逢いを・・・


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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

制作工程その5『ジグザグ編み(造語)』

さて今回の工程もハンドステッチで編み込みに入ります。
ココからも、教則本などには、まったく載っていない独自の工程ばかりが続きますので
じっくり解説付きで進めてまいります☆(このブログを熱心に読んでくれているあなたのために)
さて・・・

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今回は写真の上部の編み方を・・・
これも正式名称がわからないのでココでは『ジグザグ編み(造語)』と名付けて進めてまいります。


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行って戻ってを繰り返しながらジグザグに穴に通してゆきます。


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裏から見るとこんな感じです。
70′sのNORTH BEACH LEATHERなどのヴィンテージのレザーパンツや
ジャケットではこの編み方がよく見られますネ。
つづきはまた次回ということで・・・

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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

制作工程その6『革ヒモの繋ぎ合わせ編1』

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完成までの工程をあと4回に分けてお届けしてまいりますので
しばらくお付き合いよろしくです。
ココからも、教則本などには、あまり載っていない独自の工程ばかりが続きますので
じっくり解説付きで進めてまいります☆(このブログを熱心に読んでくれているあなたのために)

既製品の長~い平ヒモのほうが安くて便利なのですが、
強度や馴染みの面でちょっと違和感を感じてしまうので、
僕の場合は、手間とコストがかかってでも一枚のレザーを紐状にカットしながら編み込むので
やはり、長さが限られてしまいます。

そこで、繋ぎあわせる時、二つの方法を使い分けてます。
(これもヴィンテージの革ジャンを元に考えたので我流です;汗)
そのひとつが下記の方法です↓


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レース用の針を留めていた方の革を継ぎ目にしたい箇所でカットして・・・


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レース用の針を留めていた方の革に切れ目を入れて


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さっきの切り目に表側の面から新しい方の革ひもを通します。


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新しい革ヒモにも切り目を入れ、、、
その切り目に表側の面から革ヒモを通します。


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目立たない箇所ではこの方法が切れずにすみます。(経験上;汗)


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続いて、袖の赤染めの箇所の仕上げを手縫いしてまいります。


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ネジネン(飾り線(ネン)を引く工具。ネジ式でネン幅の調節が可能)を使ってアタリをつけます。


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菱目打で穴をあけて・・・


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続いて・・・


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蝋引きの専用糸で・・・


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編み込んでゆきます。(菱目の向きにあわせて)


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袖口の組み立て、ひとまず完了☆

続いて同じ工程をもう一度くりかえして・・・

それでは制作工程その7へ・・・

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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

制作工程その7『バッテン編み(造語)』編

さて、さっそくまいりましょう!
ココからも、教則本などには、あまり載っていない独自の工程ばかりが続きますので
じっくり解説付きで進めてまいります☆(このブログを熱心に読んでくれているあなたのために)
今日はパーツとパーツを繫ぎ合わせる『バッテン編み(造語)』を・・・

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まずひたすら穴をあけて・・・(失敗が許されないので集中)
音が響いても差し支えない昼間の時間帯(騒音問題は結構重要)に穴あけ工程を済ませましょう


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一定のテンションを保って、ひたすらグルグル通してゆきます。


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端まで通すと引き返します。


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通し終えると・・・


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内側の輪の間に通してゴムのりで接着☆


この工程をひたすら繰り返してまいります。(数日かかりますけど;汗)↓


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この編み方は、二重で通すことになるので結構丈夫だと思ってます。
なにより・・・カッコイイ!!!!

レザーと向き合いながらいつも感じること…
『楽』な工程はひとつもないけれど
『楽しい』気持ちは持続しっぱなし(笑)

『夢中』になれることを通じて知り合えた人達は
僕にとってなによりの財産です。
次はファスナーの取り付けにまいりましょう☆







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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

制作工程その8『ファスナー取り付け』編

さて、さっそくまいりましょう!
ココからも、教則本などには、まったく載っていない独自の工程ばかりが続きますので
じっくり解説付きで進めてまいります☆(このブログを熱心に読んでくれているあなたのために)
今日はファスナーを取り付ける工程を・・・

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まずファスナーのテープ部分裏表に両面テープを貼ります。
ファスナーのテープは巾が広いタイプをチョイスしてます。


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まず表側を左右対称に慎重に貼り合わせます。


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こんな感じです。


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続いて見返し部分を慎重に接着します。


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慎重にポンチと小槌を使ってひとつずつひたすら穴をあけていきます。
編み方に関しては制作工程その4を参考にしてくださいネ。


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レザーと向き合いながらいつも感じること…
『楽』な工程はひとつもないけれど  『楽しい』気持ちは持続しっぱなし
『夢中』になれることを通じて 知り合えた人達は
僕にとって なによりの財産です。

次は『革ヒモと革ヒモとの繋ぎ合わせ編2』をお届けしましょう☆

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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

制作工程その9『革ヒモの繋ぎ合わせ編2』

ココからも、教則本などには、ほぼ載っていない独自の工程ばかりが続きますので
じっくり解説付きで進めてまいります☆(このブログを熱心に読んでくれているあなたのために)
以前『革ヒモの繋ぎ合わせ編1』をお届けしましたが
今日は『革ヒモの繋ぎ合わせ編2』の工程を・・・

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紐を通してるうちに長さが足りなくなるので・・・


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革包丁でスライスさせてカット(刃物の取り扱いはキケンですのでくれぐれも気をつけてくださいネ)


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継ぎ足す革紐もスライスして


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強力タイプのゴムのりで丁寧に接着します。


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こうゆう具合に☆見える箇所には最適です。
そんな工程をひとつずつ重ねながら・・・


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重なりあった箇所をキリで穴をあけたり、縫い合わせたり・・・


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銀ペンでひたすら目印をつけたり・・・


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上記のような工程を繰り返して・・・ヒトイキ!

レザーと向き合いながらいつも感じること…
『楽』な工程はひとつもないけれど 『楽しい』気持ちは持続しっぱなし
『夢中』になれることを通じて 知り合えた人達は
僕にとって なによりの財産です。
次はでは次回はいよいよ『完成編』をお届けしましょう☆

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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

制作工程その10『完成編』

さて、ゴールまで、さっそくまいりましょう!
いよいよ袖から脇へと繋ぎ合わせて羽織れる工程です。

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脇&袖を貼り合わせて、銀ペンで目印をつけていきます。


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重なりあう箇所はキリで穴をあけます(ケガに注意!)・・・ひたすら編み込んでまいります☆
続いて・・・


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革ヒモを切ります・・・


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ファスナーに黒と赤のツートンで四つ編みを・・・



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こんな感じに・・・続いて袖にも・・・


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袖は左右同じ長さで・・・


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いかがですか?カッコイイでしょ?

続いて・・・


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Bobby Art Leatherの作品はすべて『夢』を奏でる楽器のような存在でありたいと願ってます・・・
ということでオリジナルギターピックを・・・


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ピックをインレイにするなんて・・・おそらく業界初かもしれませんネ。


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その他の写真集はコチラ



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2014-09-18 | Posted in MAD MODELNo Comments » 

 

カラビーナUSER’S VOICE

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ボビーさんから届いたピンクのカラビナ。
カラビナにレザーを巻いていてアイデアもんですね。
ピンクのレザーがいい感じです。(N氏)


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このボコボコした感じが好きです。(笑)(N氏)


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ぶら下げてみると、デニムにピンクが映えてますねえ。(^^)v(N氏)




テル
届いたよ、レザークリエイターBobbyこと照下稔 作カラビーナ!
鍵を何時もジャラジャラさせている自分にとっても最高!良い感じ!(T下さま)



みわねえ
無機質なカラビナも革でくるむと柔らかくて素敵なアクセサリーになるんだなぁ。
特にこのピンク!色がすごく優しい。(Y田さま)



にはら
届きました☆マックスキャッホー☆ボビーさん、ありがとう(о´∀`о)
大切に使います☆(N原さま)



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本日無事受け取り、早速ピックケースに装着してみました♪
あ~…やっぱり可愛い~(*´∇`*)
これから長く愛用させて頂きます。
ありがとうございましたぁ~(M田さま)



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以前、Bobbyさんが製作した、初期の形のミンティアケース☆
頂いたので大切に使わせて頂いています♪
新入りのピンクのカラビナさんと一緒に♪(H方さま)


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気持ちもハッピーになっちゃう、ピンク色のカラビナさんが到着♡(*≧艸≦)
使い方、間違ってるかもしれないけど、私はこう使いたいの☆(R子さま)


などなど・・・ありがとうございます☆
カラビーナはコチラ

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2014-09-18 | Posted in USER'S VOICENo Comments » 

 

USER’S VOICE N氏 (HN♯001GR)

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ボビーさん渾身の一作!!
ディープブルーのボディに赤いハンドステッチがめっさ映えてます。(^^♪


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着込んだらこんな感じに。
うでじわもしっかり入りました。
こんなジャケット着るとテンションも上がります♪♪
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背中の赤いステッチも鮮やか。


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うでじわ・・・


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襟にスティングレーのインレイ。
今じゃすっかり定番。
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固めのゴートスキンなんでステッチが超立体的。(笑)


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ボビーさんのご自宅でジャケットを引き取り、そのまま飲み続けレザー談義。(笑)


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ボビーさんのサイン、この手書きがなんとも温もりを感じるんです。


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ジャケットの裏側。
ひたすらステッチのひもを切って、ポンチで穴を開けて…
いつも気の遠くなるような作業にただ感謝するのみです。(^^♪

作品のアルバムはコチラ

またカッコいい一生モノのレザーアイテムを共に作り上げましょう♪
アトリエにもぜひ遊びにいらしてくださいネ☆
また飲み明かしましょう♪

Love & Peace ☮ Love & Music ☮ Love & Leather

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2014-09-23 | Posted in USER'S VOICENo Comments »